がんとは細胞の設計図と呼べる遺伝子に傷が付き、傷ついた細胞が増殖し続けやがて死に至る恐ろしい病気です。
胃粘膜の上皮から発生し、自覚症状は腹痛や食欲不振の胃癌にかかっていたのではないかとされる戦国武将に、我慢に我慢を重ねついには征夷大将軍となり天下をおさめた徳川家康です。
胃がんの自覚症状である腹痛、食欲不振、更には腹部にしこりもありました。
現在では胃がんと診断されますが、家康は寄生虫であるサナダムシが原因だとし万病円という下剤を飲み続けました。
伊達男の語源となった伊達政宗は食道がんを患いました。
食べ物が飲み込めなくなりすぐに吐いてしまい、腹部にしこりができ腹水が相当溜まってしまいました。
そんな状況でしたが、徳川家光が見舞いに来ると行水をして出迎えました。