がんなどの大病を患ってしまうと、症状によっては仕事の休業を余儀なくされ、その間の収入が大きく減少してしまいます。
もし、がんを患った時期が住宅ローンの返済期間中だった場合、減収によって返済金の存在が家計の大きな負担となる可能性があります。
このような事態に備えておきたいのであれば、まず団体信用生命保険に加入済みかどうかを確認しましょう。
この保険に加入していれば、返済を終えられないまま亡くなってしまったとしても保険金から残りのローンが支払われます。
また、組んだ住宅ローンが疾病保障つきのものであれば、がんと診断された後に手続きをとればローンの残高がゼロもしくは大幅に減額される場合があるので、保障内容を確認しておきましょう。
団体信用生命保険に未加入で、住宅ローンに疾病保障がない場合は、がんが対象疾病に含まれている生命保険や健康保険組合の傷病手当金などで高額になる治療費をカバーすることになります。