英語のがんという名前の由来というのは、ギリシャ語から来ていると言われています。
日本語で訳すると蟹座という単語なのですが、これには理由があって乳がんの箇所が蟹の甲羅や足に見えるということや、切り取ったがんが転移していく時の様子が、蟹に似ているようだからです。
このような命名をしたのが、ギリシャの紀元前460年から370年頃に有名だったヒポクラテスというギリシャの医師です。
いつからこのような病気があったのかという事がわかるのは、エジプトのミイラからも分かっていて、多くのミイラを調べてみても、当時からがんを発症してしまうと苦しむだけでなく、そこから長く生きることが出来ないということが記録されています。