BMI・がん|調査データから紐解く体重とがんリスクの関係性

がんは日本人では2人に1人が発症して、3人に1人の死因にもなるほどの病気です。

食生活や喫煙や飲酒など発症率を高める事はいくつもありますが、体重も発症率に関わる要素の一つです。

個人によって身長が違うので体重だけでは肥満度を量るのは、適切ではありません。

そこで使われるのはBMIという体重と身長から肥満度をあらわす指標です。

BMI指数が23から25のレンジの発症率を1だとすると、これを超えたり下回るほどにがんの発症率が高まっていきます。

つまり痩せすぎていても、太りすぎても統計的にはがんを発症しやすいという事です。

がんを発症するのを完全に防ぐのは難しいですが、標準的な体型を維持する事でがんの予防にもなります。