口腔・胸部のがん|部位ごとの主ながんの種類と要因を解説

食道がんは咽頭から胃にかけての部位に発生するがんのことで、組織型のほとんどは扁平上皮がんです。

要因として重要なのは逆流性食道炎になります。

食後に胃液が逆流することが刺激になり、慢性的に炎症状態となりやがて異形細胞が発生しガンへとつながります。

また熱い食事メニューが好きな傾向があると、食道がんの発症リスクが高いとされています。

肺がんは気管支などに発生するタイプと、肺実質組織にできるタイプに分けることができます。

気管支に発生するタイプの要因は喫煙習慣です。

これに対して肺の実質に出来るタイプ(腺がん)は、喫煙習慣がない方でも発生し、年齢の若い女性でも発症することがあります。

そのため腺がんはホルモンの影響なども発症に関与しているとの見解もあります。