「がんは温めてはいけない」というウワサを聞いた人も多いのではないでしょうか。
とはいうものの、寒い時季は身体を積極的に温めたいところですので、ウワサの真偽が気になるところです。
そんながんを温めてはいけないというウワサについて、温熱療法を行う医療機関の専門家はまったく逆の見解を示しています。
人の体の中の免疫細胞が最も活発に活動するのは体温が37度くらいで、体温が低い人ほど免疫細胞の働きは鈍くなります。
体温が低いと血流も悪くなり、末端まで血液が行き届かなくなります。
その結果、代謝や抗酸化機能も停滞し、結果としてがん細胞を退治する免疫細胞が弱くなってしまうのです。
がんを防止するには温めてはいけないどころか、体の外から積極的に温め、手足などの末端が冷えないようにする必要がります。
温めてはいけないというウワサは単なるデマと考え、冷えから体をしっかりと守ることが大事です。