乳がんの検診はレントゲン撮影を行うマンモグラフィーとエコー検査、視触診となります。
とはいえ全ての女性がセットで検査を受けなければならないというわけではありません。
30代以下の若い世代は乳腺の活動が活発なため、マンモグラフィーよりもエコー検査の方が向いています。
40代以上になるとエコー検査では発見しにくい初期の乳がんがある可能性があり、マンモグラフィーとの併用がベストです。
このように、年齢によって適した対策型検診の組み合わせがあります。
ただ、20代に乳がんの罹患者が増えていることもあり、検査を受けるのに早すぎるということはないでしょう。
自治体によって異なりますが、検診費用はおよそ1000円程度、検査方法はマンモグラフィーかエコーのどちらかを選ぶケースが多くなります。
視触診については、検査の結果、異常が認められた場合のみ医師が行い、肌への接触は最小限にとどめられているのが現状です。