肝臓がんでは肝臓細胞から発生するタイプと、肝臓内部の胆管に発生するタイプの二種類があります。
主な原因は肝炎ウイルスに感染し、慢性肝炎や肝硬変と進行していくことにあります。
繰り返し炎症が起きることで異形細胞が発生しガン化していくものと見られています。
成人に起きるのが一般的ですが、子どもにも特有の肝臓がんを発症することがあります。
一方で膵臓がんは、十二指腸との境付近に発生する膵頭部がんと、膵臓の中央や後ろなどの膵臓体部にできるタイプの二種類がしられています。
いずれも膵臓内部の膵管に発生するのが特徴です。
明確な原因は明らかになっていませんが、糖尿病に罹患していたり慢性膵炎を抱えている患者さんでは膵臓がんが発生する傾向が高いとされています。