肺がん・手術|手術までの期間や平均の入院日数

まず病院により多少異なりますが、治療方針が確定して手術治療を行うまでの期間は大体2週間から3週間程です。

肺というのは右肺が3つの部分、左肺は2つの部分に分かれていて、各部位を肺葉と言います。

そして手術では、がんがある肺葉と転移するリスクがある周囲のリンパ節を切除していきます。

ひと昔前は胸を大きく切開する方法が一般的でしたが、今は内視鏡を使用することで、以前と比較して小さな傷で済みます。

また手術前に肺機能を正確に把握した上で施術をするので術後の日常生活に支障が出るケースは少ないのですが、切除範囲が大きい場合は肺機能が低下して息切れなどの症状が出るケースが見られます。

ちなみに肺がんの標準的手術をした場合の入院期間は平均は10日前後となっています。

手術後には胸の中にドレーンと呼ばれる管を3日から4日程入れておき、管が抜けたら退院できます。