ステージⅣ期|がんのステージごとの状況や治療方法

ガンは病状の進行具合でステージで表現されますが、ステージⅣは、最も進行した状態です。

原発巣も周囲の細胞やリンパ節などに波及しているのはもちろんですが、がん細胞が血流にのって全身に回っており転移病巣が発生しています。

これががんが転移した状態ですが、どこにがんが転移したかで多彩な症状が出現し、原発巣とはまったく異なる部位の症状が現れることも。

ステージⅣはすでにがんが全身に回っているので、原発巣を手術で除去したり放射線治療を行っても完治を見込める状況ではないので抗がん剤の投与などが治療のメインになります。

固形がんでは抗がん剤があまり効果を発揮しないことがあるので、がん遺伝子治療などの治療が試みられることがあります。