がんの代替療法として、サプリメントや健康食品に効果があるといった宣伝はよく見かけますが、果たして本当に効果があるのか疑問に感じている人も多いでしょう。
がん対策としてよく名前が挙がるのがアガリクスやレイシ、メシマコブなど免疫力を高める効果を持つとされるサプリメントです。
人の体の中には免疫細胞が存在するため、免疫力を高めることでがんをやっつけることができるのではという考えから摂取されていると推測できます。
2005年に厚生労働省研究班により、がんと診断された人のうち96%以上が1種類以上のサプリメントや健康食品を摂取していることがわかったものの、医療現場からはがんの代替療法には難しいという考えです。
ただし、生薬製剤を用いた場合は代替療法となる可能性があるとの声もあり、今後のがん治療の進化が期待されます。