胃がんの手術後に、がんが再発や転移した場合及び切除しきれない場合に、抗がん剤による薬物治療が行われます。
手術前に薬物治療を行い、がんを小さくしてから手術することもあります。
胃がんの薬物治療に用いられる抗がん剤は主に4種類です。
それらを必要に応じて、単独もしくは併用して投与します。
薬物によって投与の周期が決まっており、経過を観察しながらその周期を繰り返します。
点滴タイプの薬物治療の場合は、通院で可能なものと入院が必要なものがあります。
いずれにしても、治療の内容や経過によって治療期間や通院頻度は異なります。
術後に薬物治療を行う場合は1年間飲み薬を服用し、その後再発しなければ外来通院のみとなります。